0414 戸郷翔征投手:フォームが小さくなっている
- Professor M
- 5 日前
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更新日:5 日前
開幕投手を勤めた巨人の戸郷翔征投手(25)は2戦連続で白星がない中、4月11日の広島戦で3回1/3を106球、10安打、10失点の大乱調で2軍での再調整となりました。上原浩治氏は最近の戸郷投手の「フォームが小さくなっている」と言っています。なぜうまく行かず、フォームも小さくなっているのでしょうか?
戸郷投手はご自身では「思い込みすぎて、考えすぎているところも多いので、そこは改めないといけないですね」と語っています。また、菅野選手がメジャーに移籍し、エースとしての重圧も大きい状態です。「やっぱりジャイアンツの柱としてやらないといけないことができなかったので、余計に大きいプレッシャーがかかった。」とも話しています。
ジャイアンツの柱としてやらないといけないという周囲からだけでなく、自縛的なプレッシャーをかけてしまっています。過剰な精神的プレッシャーは、不安・恐怖の意識回路として徐々に強まり、いつも緊張した状態にさせてしまいます。精神的な緊張は、筋肉を収縮させてしまいます。本来は飛び立つ前にエネルギーを溜めている状態なのですが、それが続いてしまって、縮こまっているのです。上原浩治氏はそれを「フォームが小さくなっている」と表現しています。
また、スポーツでは時々、「考え過ぎると下手になる」といわれます。ゾーン(フロー状態)では状況に合わせて自動運転されるともいわれています。そこに余計な指令(考え)が入ると自動運転が乱れてしまうことになります。自転車を運転するときに、右足でペダルを踏んで、ハンドルを少し左に向けて、など考えていたら、ふらついてしまい、危なっかしいですね。戸郷投手は「思い込みすぎて、考えすぎているところも多い」と自覚しており、ぎこちない投球にもなってしまっているようです。
ぜひ、切り替えて、また良いパフォーマンスを見せてください。